連載小説第3回

連載小説

 どうもどうも! EIEIです!

EIEI
EIEI

先週の金曜日にもちゃっかり投稿しちゃっているから今回で3回目です!

 ではでは早速小説のほうに行きましょうか! だって前置きで話すこと無いし…

6 無人島の夜

 お酒の力を借りずに火をつけることは実に困難なことだったが、3人は何とかして木に火をつけることができた。太陽が「やっとかよ。」と言うかのようにどんどん沈んでいく。

「そういえば夜になったらどこで寝るの?」

「森の中は危ないから、砂浜のほうが良いんじゃないの?」

 ここに漂流してきてから寝床を作ることを考えていなかった。そこで3人は薄暗い中、木を伐ってとりあえずその上に転がることにした。

 早速作った石器の出番… のはずなのだが、木は意外と丈夫で、なかなか刃が入っていかない。

 苦戦しているうちに、ペキッという音が聞こえてきた。暗くてよく見えないが、どうやら石器が欠けてしまったようだ。

「あ~あ。せっかく作った石器が壊れちゃった… まあ、また削れば使えるからいいんだけど。」

 奈美が作った石器は1つしかなかったので、木を伐ることは難しくなってしまう。

 こうなってはどうしようも無いので、少し移動して岩場の海岸にやってきた。

「まあ、砂の上に直接寝るよりは岩の上のほうが… マシかな?」

「こんなことやりたくないけどまあ仕方がないよね…。」

 だが、海が近い分あの時の恐怖が再び心に浮かぶ。3人同時に寝ると何か不吉なことがおきそうでたまらなかったため、交代で起きている人を決めることにした。

 弘道が小枝を拾ってきて、砂浜に刺して言った。

「最初、起きている人は誰にする?」

「あ、じゃあ俺やるわ。夜更かしは結構しているからさ。」

「じゃあ、隼人はこの棒の影がこの辺に来るまで起きていて。」

「2番目は私でいい? 私朝は起きられないから。」

「なら、奈美は棒の影がこの辺に来るまでに起きていて。3番目は俺がやるから。」

 棒の影は限りなく薄かったが、満月のおかげか目を凝らせば何とか見ることはできる。さっそく奈美と弘道は寝息を立て始めた。

7-1 夜 隼人サイド

 2人が寝息を立て始めて、ふと感じることがある。ここの島は世界地図でどのあたりにあるのだろうか、と。

 確か台風で流されたんだよな。長崎かな? いや、それなら水平線じゃなくて陸地が見えてもおかしくない感じだよな。

 隼人は「勉強は苦手ではないけど好きじゃない」と自称しているほど、勉強が嫌いだ。世界地図を思い浮かべるだけでまぶたが重たくなる。

 沖縄にも無人島… っぽいのはあるな…

 おっと危ない。テレビもスマホも無いから無性に寝たくなる。仕方がないので手ごろな石を拾ってきて石器を作ろうと思い立った。

 さすがに石と石をカチカチぶつけ合うと怒られるな。弘道が言っていた… ませいだったっけ? とりあえずそれでいいや。

 コリコリ、コリコリ… 何時間たったかはわからないが、乳棒のような形のものができた。あ、貝殻を割るのに使えるかもしれないな。

 意外と石器作りは暇つぶしにいいんだな。とか思いながら石を擦り続けていると、棒の影が印のところと重なっている。

「お~い、奈美? そろそろ時間だから。ちゃんと起きてろよ?」

「ハエェェ? ん… ああ… 分かった…。」

 奈美は目をごしごし擦っている。なんだか心配だから寝ているふりをして少し見守ることにした。うんうん、ちゃんと起きているな。

 あ、しかもアイツおれが石器作ってたのパクっているし… まあ、いいか。

 隼人は眠りについた。

7-2 夜 奈美サイド

 隼人に起こされたときはもう一度寝てしまおうと思ったものだが、起きてしまえばなんてことない。

 あ~ ヒマ。あ、そうだ! 隼人がやっていた石器作りをしておけばいいじゃん。

 カチーン! カチーン! あ、うるさかったかな…? まあ、2人なら大丈夫でしょ♪

 予想通り2人は寝ている。石が欠けてどんどん形が変わってくる。そういえば妹も自分のケーキがこんな風に小さくなることに怒っていたかな。

 石を削っていると、お腹がすいてきた。おかしいな、ご飯結構量あったのに。

 つぶれた三角形のような形の石がおにぎりに見えてくる。あ、サンドイッチもおいしそう。

 いつの間にかおいしそうな三角形はスマホみたいに薄い四角形になっていた。

 今まで奈美が考えたことも無かった、電気のありがたさが身にしみてわかる。今も電気があればスマホで友達とLINEでもしているかな。

 そういえばあのドラマ、続き見たかったな~ なんて思っていた。確か録画してあったはずだから帰ってから見る… あ、ここ無人島か…

 なんとなく切ない気持ちが前へ出てきたが、ちょうど棒の影が印に重なっている。奈美は弘道を起こして自分はもう1度寝てしまった。

7-3 夜 弘道サイド

 弘道は今後この無人島でどう生き延びていくか考えていた。

 さすがにこんなところで死にたくないからな…。少しは面白いことしてやろうなんて思っていた。

 まず作るのは寝床だな。明日2人に言ってみんなで作ろう。あ、食べ物は毎日取らないといけないのかな~

 とりあえず、近くの砂浜に流れ着いている使えそうなものを集めることにした。プラスチックのゴミが多いが、中には使えそうなトタン板もある。

 なんとなく、人が捨てたゴミによって助けられるとは複雑な気分でもある。本当は捨てないほうが良いことはわかっているんだけどなぁ…。

 そうこうしているうちに日が明けてきた。ちょっと食べ物でも取りに行ってあげようかななんて思っていると2人がいかにも寝不足という顔で起きだしてきた。もう明るくなっちゃったからそりゃそうか。

「おはよう。2人ともめっちゃ眠たそう。」

「んん…? ああ… めっちゃ眠たいんだけど…」

「私は途中で起きているんだからね… 隼人より… 眠たいと…思う…」

「海水で顔でも洗ってきなよ。すっきりするから。」

 2人はフラフラと海の方角へと歩いていく。途中で隼人がパタリと倒れてしまって、その音で完全に目が覚めてしまった。

ちょこっと♪ 今回の小説の解説

なんで棒の陰で交代の時間にした?

 皆さん、日時計って知っていますか? 日時計とは、とても簡単な原理で作られる時計です。

 太陽や月は時間がたつと方角が変わりますよね。影は光の反対側に生まれるので、影の方角も変わってきます。

EIEI
EIEI

まあ、今の日本では家とかビルの明かりのせいで「月が光っている」って実感が無いのも事実だけどね…

 その影の位置を使って時間を知ることができます!

 小説ではそれで交代の時間を設定したんですね。1人が徹夜するわけにもいきませんから(笑)

EIEI
EIEI

徹夜は本当にやめたほうが良い(笑) というか睡眠不足も良くない…

マイン
マイン

幼稚園~高校生あたりまでは1日8時間は寝ようね!

EIEI
EIEI

僕は1日6~7時間だ… ちょっとお休み…

マイン
マイン

ちょっとちょっと! ちゃんと記事書いてから寝て!

でもちゃんと寝てね! 最近いつもに増して眠たそう…

そもそもなぜ月は光る?

 キャンプとかで山中に言った人はわかるかもしれませんが、月は光っています。では、なぜ光っているかわかりますか?

EIEI
EIEI

ちなみに太陽は自分が光っているから明るいよ。

 ヒント! 月は実は簡単に言うと大きな石ころです。そんなこと言い始めたら本当は豆電球とかのほうが明るいです(笑)

マイン
マイン

ちょっと! 石ころはお月様に失礼でしょ!?

 正解は、太陽の光を月は反射しているのです! ちなみに、新月の日は太陽の光が月に届かず、おかげで地球からは暗すぎて月が見えなくなります。

EIEI
EIEI

虎の威を借りる狐という言葉があるけど、

日の光を借りる月でもいいんじゃない!?

マイン
マイン

昔からある言葉を汚さないでいただきたい…

とらを借りるきつね弱いものが強いものに近づくことで周りに強く見せるということ

 それでは、今回はこのあたりで終わります!

 皆さん、バイバ~イ!

コメント

  1. keppiycraftkeppiycraft より:

    やっぱりおもしろい。すごい…

  2. アバターHELLO より:

    火の付け方ネタ切れですね
    ちなみに僕は6時起きなので10時に寝ればいいのですがだいたい11時、、、
    早く寝なければ!

  3. すとーむすとーむ より:

    ほほ~、日時計!その手がありましたか!
    毎回楽しませてもらっています!(僕もそれっぽいSS書いてるはずなのに、実力が遠く及ばない…すごいです…)
    打製石器を夜中に作らないでいただきたい…。
    そういえば石器破損はマイクラの道具破損がモデルですかな?
    うんそう、そこ無人島…。
    ああ!録画容量いっぱいだった!なんていうオチも欲しいですね!
    そう、電気ってとってもありがたいよ…。
    こうしてコメントできるのも、テレビが見れるのも、電気のおかげだよ…。

    やっぱりプチコーナーみたいに勉強攻略ブログが!

  4. E_I_E_IE_I_E_I より:

    keppiycraftさんへ返信
    ありがとうございます~(2回目ですがw)

  5. E_I_E_IE_I_E_I より:

    HELLOさんへ返信
    火のつけ方は… ネタ切れですな(笑) 仕方がないということにしておいてください…
    6時に起きるのですか! 僕は6時半に親にこされきます。
    成長期の我々はしっかり寝ましょうね!

  6. E_I_E_IE_I_E_I より:

    すとーむさんへ返信
    日時計なら電気なしでもOKですから♪ 現代では使われていないけど
    すとーむさんの小説もバトルものなので熱く燃えますよ! 僕のは基本的にがっちり小説なので(笑)
    打製石器を作ろうとしたことある方はわかるかもしれませんがアレって結構うるさいです(笑)
    石器破損はマイクラの破壊というよりも僕が技術で作った作品が釘で欠けたことがモデルです(どんなモデルだ!?)
    そうそう、ブログ書くのも見るのも電気のおかげ! ありがたいっす~
    勉強攻略ブログ(笑) まあいいのかな?

  7. すとーむすとーむ より:

    まだバトルしてないのよorz
    見てくれているのですか!ありがとうございます!
    #3あたりでバトルシーンを執筆予定です!
    いつになるかはわかりませんがね…。

  8. E_I_E_IE_I_E_I より:

    すとーむさんへ返信
    あ、僕が少し物語を早読みしていました(汗)
    僕は(推理ものとかは特に)その先を読むのが好きなんですよ~ なんか楽しいです。大体外れますが
    更新を楽しみにしていますよ! まあ、ご自分のペースでゆっくりと頑張ってください♪

  9. アバターミウックウ より:

    虎の威を借る狐を
    日の光を借る月に言い変えるのはおかしくないです!
    だったら弱肉強食を焼肉定食に言い変える方がおかしいです!

  10. E_I_E_IE_I_E_I より:

    ミウックウさんへ返信
    そうなのです! 日の光を借りる月でもおかしくないのです!(?)
    う~ん、弱きものが焼肉になるってことでいいのでは…(ダメです)

タイトルとURLをコピーしました